COO 岩崎 洋介 インタビュー
2024.12.10
自己紹介と共同創業のきっかけを教えてください。
私は野村證券という会社でキャリアをスタートし、その後創業したベンチャー企業にて経営してまいりました。
役員を退任した2020年夏頃、福井にその旨を話した際に『実は新しくITコンサルティング会社を創りたいと思っているんだ』と打ち明けられました。
当時、別会社の経営のお誘いや別サービスを立ち上げたりする選択肢があったのも事実です。
しかし、諸々検討する中で『このマーケットで福井と一緒にやれば戦えるのではないか』という考えに辿り着き、一緒にアクティヴァーチ・コンサルティングを創業しました。
福井の人柄や醸し出す空気感は自分に無い魅力的な部分だと感じていましたし、そこに加えて私が事業を構築・推進するという役割で会社を築いていけば、他社との差別化も図ることができ、いわゆる良い組織を創れるのではと思えたのが1番の理由です。
どうやって会社は成長してきたのですか?
2020年11月に創業してから半年くらいは、どうしていこうかと2人で話すばかりでしたが、創業後半年頃から少しずつ本格的に動き始めました。
とはいえ当時は福井が別会社の経営も兼ねていたため、HP作成から始まり、諸々の準備や採用活動、営業などほとんど1人でやっている状況で楽しくもあり大変でもありました。
また、この時期はマンパワーのみで何とかしていたので、入社してくれた社員の方々には本当に感謝しています。
振り返ると至らないことが多く申し訳なかったなという気持ちにもなります。
2期目の下半期からはずっと2人で対応してきたことが少しずつ分散できるようになり、3期目からは徐々に仕組み化も進み組織らしくなりました。
その分空いた時間で会社の成長戦略など、経営に時間を使うことができ始めました。
ここまでの成長を振り返ると、やはり組織やカルチャー、風土みたいなものは非常に大きい意味があったと思っています。
基本的に弊社社員には”いい人”が多く、これは自慢できるポイントです。
前向きな人材が集まることで結果として前向きな組織ができあがり、まだまだではありますが、うまく会社が回っているのではないかと感じています。
活躍する社員はどんな人ですか?
共通して活躍しているのは向上心がある社員です。
その他だと、アンテナが高く様々なことに対する好奇心が旺盛なことやポジティブなコミュニケーションができる、などでしょうか。
なにか困っている人がいたら、助けてあげたいと自然と思うような方も活躍している印象です。
最近あった嬉しかったことを教えてください。
現在5期*目の弊社へ早い段階で入社してくれた社員の結婚式に出席しました。
二次会では社員が自発的に20人程集まってくれたんですよね。
その際に社員同士の仲の良さや、知らない一面が垣間見れたことが、すごく嬉しかったですね。
新しい会社の中で仕事上だけではない深い関係性の構築が感じられて、とても感慨深かったです。
※2024年11月現在
社内の取り組みについて教えてください。
まず仕事上では、毎月開催している1on1、本社で顔を合わせてのミーティングやジュニアボード会を実施しています。
ジュニアボード会とは、マネージャー以上の社員が参加し、会社の方向性や課題感を経営層と双方向で共有する会のことです。
マネージャーが、若手の意見を集約し、マネージャー同士で話し合い、経営層にエスカレーションする縦の流れを作ることを目的にしています。
また社内改善プロジェクトと呼んでいる社内プロジェクトのリーダーを、30歳前後の社員が自発的に担う、といった動きがありますね。
社内でのナレッジ共有の方法を改善したり、各コンサルのスキルや能力を可視化したり、有志の勉強会を開催したりといった「より良い組織にする」ということを目的とした活動です。
仕事外では、部活動がたくさんあり、フットサルやバスケやテニス、冬はスノーボードもあったりと、毎週何かしら活動しています。
みんなが集まり、打ち上げと称して少しお酒を飲んだり、アサインしているチームごとにランチしたりだとか、夜ご飯を食べたり…
社内のコミュニケーションの密度や接触頻度は他の会社さんよりも非常に多くなっていて、そこが離職率の低さにも繋がっているのではないかなと思っています。
これらも経営層からの一方的な発信ではなく、各人が自発的に考えて動いて変えていける文化からできていることが強みだと思いますし、先程申し上げた”いい人”が集まって創ってきた組織の良さだと感じています。