マネージャー Otsu T .
2025.5.16

自己紹介
新卒で入社した会社では、約3年間にわたりサイバーセキュリティ案件に従事しておりました。お客様専用部門に対し、セキュリティシステムの提案や導入支援を行ってきました。
その後、アクティヴァーチ・コンサルティングに転職し、現在も金融機関向けのサイバーセキュリティ支援を担当しています。セキュリティの弱点を示す「脆弱性」への対応や、それに伴う体制整備の提案、最適なシステムの選定・導入までを一貫して支援しています。
現在も同案件を継続して担当しており、今年で3年目になります。
2023年1月にコンサルタントとして入社し、同年11月にシニアコンサルタント、2024年11月にはマネージャーに昇格し、現在はマネージャーとして業務に取り組んでいます。
入社前と後でギャップはありましたか?
前職が大規模企業だったこともあり、社内交流の機会は限られており、関係も同じ部署やプロジェクトのメンバーに限られていました。
アクティヴァーチ入社後も、当初は1人で案件を担当していたため、社内コミュニケーションは少ないと想像していました。しかし実際には、月1回の飲み会をはじめ、業務で接点のない方からも積極的に声をかけてもらう機会が多く、良い意味でギャップを感じました。こうした交流を通じて、活発なコミュニケーション文化を実感しています。
「他社と違う」と感じる特徴は何ですか?
前職と比べて大きく異なるのは、経営層との距離の近さです。大手企業にいた頃は、部長クラスとのやり取りが主でしたが、現在は副社長が直接営業担当として関与しており、二人三脚でプロジェクトを進めています。 経営視点を間近で学べる環境は、他社ではなかなか得られない貴重な経験だと感じています。
「社内コミュニケーションが活きた成功体験」を教えてください。
現在は基本的に1人で案件を担当しており、困ったときに誰に相談すればよいか悩むこともあります。 しかし、社内プロジェクトを通じて多くのメンバーと接点を持てたことで、別プロジェクトの方にも気軽に相談できるようになりました。例えばキャリアに悩んだ際には、普段の交流の中で築いた関係から、他プロジェクトの方から有益なアドバイスをもらうことができました。 こうした横のつながりは、業務の安心感にもつながり、コミュニケーションの大切さを実感する経験となっています。
印象に残ったエピソードを教えてください。
最も印象に残っているのは、マネージャー昇格時に副社長と面談をしたときのことです。 アクティヴァーチには率直にコミュニケーションを取る文化があり、副社長からも私の課題点を明確に指摘してもらいました。それが非常に学びとなり、励みにもなりました。 普段から業務を見ていただき、日常的にやり取りをしていたからこそ、その言葉が自然に心に届きました。信頼関係の上にあるフィードバックの価値を強く感じた出来事でした。
マネージャーに昇格し仕事への意識や視点はどのように変わりましたか?
シニアコンサルタント時代までは、自分の成長を最優先に考えていました。1人で案件を担当することで自律的に学べた一方、複数名での体制では上司からの学びが得られるという良さも実感していました。 マネージャーになってからは、後輩育成を強く意識するようになりました。チームで業務を進める中では、後輩から学ぶことも多く、上下関係に関係なく相互に学び合えることを実感しています。 立場の違いからくる視点のギャップをすり合わせることで、より深い学びを得られると考えています。
どのようなリーダーを目指していますか?
リーダーには、やはり人格者であることが求められると思います。 どんなに忙しく、ストレスがかかる環境であっても、それを仕事に持ち込まないよう心がけています。 特に、後輩からの質問には決して怒らず、心理的安全性を大切にすることを意識しています。こうした基本的な姿勢は重要でありながら、意外と意識されていないことかもしれません。そのため、信頼関係を築き、誰もが安心して相談できる環境を整えることを常に意識しています。
育成において意識していることは?
自分の意見を伝えるときは、あくまで自分の考えだと伝えるようにして、相手に強制はしないようにしています。相手の意見や考えを尊重したいので、自分で考えた結果であれば僕の意見通り実行しなくてもまったく問題ありませんし、あくまで参考にしてくれればいいと思ってます。
また、いろんな人に話を聞いてほしいとも伝えています。社内の別の人にも同じように意見を聞いて、それぞれの意見を参考にして、自分に合うものを取り入れるようにしてほしいと考えています。
ご自身のキャリア形成においてどのような目標を掲げていますか?
キャリア形成については、正直に言うと、具体的にいつまでに「これになりたい」とかはあまり考えていませんが、強いて言うなら、もっと自分の裁量を広げて、大きな仕事を任されたいと思っています。
そのために僕が大事にしていることは、今取り組んでいる仕事に一生懸命向き合うことです。その仕事を達成する前とした後では、見える景色が違ってくると思うので、まずは目の前の仕事にしっかり取り組んでいます。
仕事で最もやりがいを感じるのはどのような瞬間ですか?
一番やりがいを感じるのは、お客さんから感謝されたときですね。 長く関わっているからこそ、「大津さんのおかげでここまで来れた」と言ってもらえるのが嬉しいです。実際、案件から抜けるかもしれないという話を何度か持ちかけたことがあり、「残ってほしい」「今後も関わってほしい」と言っていただき、そのような評価をいただくことにとてもやりがいを感じています。
当社の魅力を一言で伝えるとしたら何でしょうか?
コミュニケーションが弊社の強みだと思うので、魅力としてはコミュニケーション能力の高さを活かせる環境があるとお伝えしたいです。
コミュニケーションに不安感や苦手意識を持っている人でも、もちろん大丈夫です!努力は必要かもしれませんが、最初から何でもできる人はいないと思いますし、きちんと指導してくれる方がたくさんいるので心配ありません。私自身もたくさんご指導いただいて、案件の中で学んでいきました。
今後入社する方に必要なスキルやマインドセットを教えてください
スキルについては、そんなに心配しなくて大丈夫です。入ってから頑張ればいいので、入社前はあまり気にしなくてもいいと思います。 大事なのはマインドセットで、弊社はまだベンチャーの部類なので、自分で考えて行動することが必要です。失敗しても全然問題ないですが、どのように失敗するかが大事だと思います。 闇雲にやって失敗するのではなく、計画を立ててから行動する。その先で失敗したことからは多くの学びが得られます。このように自分で考えて行動するマインドセットが大切だと思います。