【体験談】SIerからコンサルタントへ転身!アクティヴァーチで1年半働いたシニアコンサルタントが語る成長の軌跡

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シニアコンサルタント N . Y

2025.7.28

現在のお仕事内容を教えてください。

新卒で前職の会社に入社し、SIerで8年間SEとして働いていました。前職では、製造・物流・飲料業界の社内システム刷新や製造プロジェクトにPL(Project Leader:プロジェクトリーダー)として従事することが多くありました。

アクティヴァーチに入社して約1年半が経ち、現在はシニアコンサルタントとして大手小売業の在庫管理・発注システムの業務改善プロジェクトにPMO(Project Management Office:プロジェクトマネジメントオフィス)として参画しています。

ご自身が実感している会社の魅力は?

この会社の魅力の一つは、まだ若い会社であるため、制度が完全に整っていない部分が多い分、「会社の制度作りや文化作り」に関われる点だと思います。

一般的に、このような企業の根幹に関わる機会はなかなか得られませんが、アクティヴァーチでは自ら提案し、実際に仕組み作りに携わることができる環境があります。 私自身、キャリアを築く上で「どれだけ多くの経験を積めるか」を重視しています。特に、会社の経営に近い部分に関わる機会は貴重であるため、他の会社ではなかなか得られない多様な経験を通じて、自分の成長につなげていける点が、この会社の一番の魅力だと考えています。

また、月1回の懇親会を通じて、上層部に直接意見を伝えられるのも大きな魅力です。社長との距離が近く、「こんな制度を作りたい」「こういう改善が必要だ」のようなアイデアを気軽に話せる機会があり、それを実現するチャンスも多いと感じています。

社内のコミュニケーションはどのように深まりましたか?

入社当初から、懇親会が主な交流の機会としてありましたが、月1回の懇親会では顔と名前を覚えるのに必死で、なかなか深いコミュニケーションが取れずにいました。

徐々に会社の制度が充実していく中で、現在のようなメンター制度や部活動が増え、それらに参加することで徐々に人の顔を覚えていきました。知り合った方を通じてさらに人脈が広がったことにより、懇親会でも気軽に話せるようになり、今ではイベントも楽しみに参加しております!

働き始めてご自身の変化はありましたか?

入社して最も変化したのは、「自分に自信がついたこと」だと感じています。 前職では新卒から働いていたため、昔から自分を知っている方々とプロジェクトを進めることが多く、「本当に今の自分は成長できているのか?」と不安に思うことがありました。

アクティヴァーチへ入社後、現在の案件には弊社から私一人で参画しているため、自分で判断し、行動しなければならない場面が増えました。その中で、クライアントから直接フィードバックをいただく機会が多くなり、評価いただいている実感を持てるようになりました。自身の評価を理解し、変化を受け入れることで、不安も消化することができています。

クライアントとのコミュニケーションは業務を円滑に進めるために非常に重要で、意識するべきことが多いです。特に、複数の関係者と連携する必要があるため、できるだけ相手の立場を理解しながら、適切なタイミングで情報共有をすることを意識しています。また、クライアントとの信頼関係を築くために、単なる報告ではなく、提案型のコミュニケーションを心がけています。

1人で案件に参加する中で意識していること

先ほどお伝えした通り、現在の案件には私1人で参画しており、他社の方とコミュニケーションを取る機会が多いため、特に「報連相(報告・連絡・相談)」を大切にしています。

相手が気軽に話しかけやすい存在であるために、即時の対応が難しい場合でも「あと◯分待ってください」のように、的確で柔らかい対応を心がけています。これにより、コミュニケーションのハードルが下がり、スムーズな情報共有ができるようになります。

また、思うように報連相が行われなかった場合でも、「このタイミングで報告してもらえると助かります」と伝えることで、次回につながる前向きなコミュニケーションを取るよう意識しています。

苦労したと思うプロジェクトはありましたか?

私がこれまでで一番苦労したのは、アクティヴァーチに入社して最初に参画したプロジェクトです。この案件では未経験であったPMOとして携わらせていただきました。

参画当初は、PMOとPLの業務は似ているのではないかと思っていたのですが、実際に入ってみると全く異なり、PMOは「何でも屋」のように幅広い業務を求められる役割だと実感しました。

例えば、テストシナリオの作成や品質管理、バグ係数の出し方など、今まで経験したことのないタスクを次々に任され、心理的なハードルがとても高く感じました。

この状況を乗り越えるために意識したのは、「自分1人で考える時間を減らす」ことです。とにかくやってみて、成果物をすぐに確認してもらい、フィードバックをもらうことで、相手のニーズを素早く把握できるようになりました。その結果、「まずはやってみる」というポジティブな姿勢を持てるようになり、新しい強みを身につけることができました。

PL・PM・PMOの違いについて教えてください。

私の考えでは、PL(プロジェクトリーダー)はPM(プロジェクトマネージャー)の手足となり、プロジェクトを推進するための実働部隊を束ねる役割だと思っています。現場での指揮をとり、チームが円滑に動けるようサポートすることがPLの役割です。

一方で、PMはより俯瞰的な視点を持ち、現在のタスク管理だけでなく、将来的に必要なことを見据えながら、全体の方向性を決めて指示を出す役割を担っています。

PMOはPMのアシスタントのような立ち位置ですが、単なるサポートではなく、PMが未来の戦略を考えられるよう、必要な作業を引き受けたり、「こう進めるのはどうか」といったアドバイスをする役割だと考えています。PMがプロジェクト全体の舵取りをする中で、円滑な進行を支える重要なポジションだと思っています。

シニアコンサルタントへの昇格をきっかけに、ご自身の働き方や意識に変化はありましたか?

シニアコンサルタントに昇格したことで、「SC会」に参加するようになりました。 この会では、主に社内改善プロジェクトについて議論する機会が多く、単にプロジェクトに関わる立場から、実際に改善案を立案し、推進する役割へとシフトしました。 その結果、社内の課題や改善すべき点に対して、より意識が向くようになりました。業務だけでなく、会社全体の成長や働きやすさを向上させる視点を持つようになり、組織づくりにも積極的に関わっていく責任を感じています。

新入社員とのやり取りで意識していること

新しく入社した方々とのやり取りでは、できるだけ自分の経験や不安を共有することを意識しています。私自身、SEからコンサルタントに転向した際に不安を感じていたので、そのときの気持ちを忘れず、同じような悩みを持つ人に寄り添うようにしています。

また、相手に壁を感じさせないように、「正直に、自分を飾らずに話す」ことを大切にしています。オープンな雰囲気を作ることで、気軽に相談してもらえる関係性を築けるよう努めています。

今後のキャリアの展望はありますか?

将来的には、システムの要件定義にしっかり関わっていきたいと考えています。現在はPMOとしてプロジェクトの改善提案をメインで行っていますが、すでにあるシステムをより良くするというアプローチが中心で、システムの根幹から変えるような提案をする機会はまだ少ないと感じています。

今後は、「どのようにシステムを変えればより良いものになるのか」といった、より上流の部分から関与し、お客様に本質的な価値を提供できる人材になりたいです。システムの設計や要件定義の段階から関わり、より戦略的な視点でコンサルティングができるよう、スキルを磨いていきたいと思っています。

未経験からコンサルタントを目指す方へのメッセージ

SEなど他職種からコンサルタントに転身したいと考えていても、『何をしたらいいのかわからない』と足踏みしてしまう方は多いと思います。しかし、アクティヴァーチには、同じような経歴を持つマネージャーやシニアマネージャーが多く在籍しており、気軽に相談できる環境が整っています。迷ったときや不安を感じたときも、先輩たちのサポートを受けながら成長できるのが大きな強みです。

また、アクティヴァーチは、まだまだ成長段階の若い会社です。その分、会社と一緒に成長していきたいという方にはぴったりの環境だと思います。 規模がそこまで大きくないからこそ、「これをやりたい!」と手を挙げれば、幅広い業務に挑戦できるチャンスがあります。 『何か新しいことに関わりたい』『もっと自分の可能性を広げたい』と思っている方は、ぜひ私たちと一緒に成長していきましょう!

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